住宅ローンのお勧め借入額や繰り上げ返済、控除の活用

 

マイホームを購入すると一般的には長いローンを組むことになります。

 

長いお付き合いなので仲良く上手に付き合いたいところです。

 

 

なるべく自己資金を貯めて、ローンの総額は出来るだけ少なくします。

 

住宅ローンの借用額は、月々の支払いが無理の無い範囲と言われる年収の4倍以内に抑えます。

 

賞与がある場合、その月の支払いを多くして、通常月の支払いが苦しくないようにします。

 

年間の返済額は年収の25%以内に抑えるのが良いとされています。

 

 

【貯金が貯まったら繰り上げ返済を行う】

 

月々の支払いを無理の無い額にして、出来るだけ貯蓄に回します。

 

貯金が貯まったら、面倒でも手続きをして繰り上げ返済を積極的に行いましょう。

 

 

繰り上げ返済には

  • 「返済期間短縮型」
  • 「返済額軽減型」

 

の2通りありますが、返済期間短縮型で繰り上げ返済します。

 

返済期間短縮型は、月々の支払額を変えずに、繰り上げ返済した元金に相当する期間だけ返済期間を短縮します。

 

出来るだけ早い時期に、出来るだけ多くの金額を繰り上げ返済すれば、それだけ効果が大きくなります。

 

 

元金が減れば利息が減り、ローンの支払総額がそれだけ少なくて済みます。

 

また返済期間が短縮されますのでローンの支払いがそれだけ早く終わります。

 

返済額軽減型は、毎月の返済額を少なくしますが、返済期間はそのままで利息の軽減効果もあまりありません。

 

 

【住宅ローン控除を利用する】

 

マイホームの購入、増改築をする時に返済期間10年以上のローンを利用すると住宅ローン控除が適用できます。

 

年末ローン残高の1%が税額控除される大きなメリットです。
返済期間が10年未満になると控除は無くなります。

 

確定申告(初年度のみで次年度からは不要)、年末調整による申請が必要になります。